平成20年度に、共通科目・指定授業科目を履修した博士課程前期2年の課程(修士)の1年生は約180人ほどいました。そして、その四分の一の学生が修士研究教育院生にチャレンジしました。各研究科による審査で科長推薦となった学生に対して、さらに書類審査、ヒアリング等を通じて厳正に選考を行った結果、24人を修士研究教育院生に採用しました。今後の活躍を期待し、氏名、所属、研究テーマ等を紹介します。なお、定員は50人ですので修士一年生には振るってチャレンジして貰いたいものです。
研究領域基盤名 | 名前 | 研究科 | 研究課題 |
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生体・エネルギー・物質材料 | 畠山 庸平 | 工学研究科 | 確率共鳴現象を利用したSiCマイクロマシニングによる高温環境向け電気機械センサ |
小嶋 隆幸 | 工学研究科 | 単原子交互積層法によるL10型FeNi垂直磁化膜の作製 | |
矢子ひとみ | 工学研究科 | 室温磁気冷凍材料の実現に向けた特異磁気相転移スピン・電子状態制御 | |
森孝 太郎 | 工学研究科 | 超磁歪/圧電積層材料システムのメゾ強度・機能特性解明とデバイス小型・多機能化 | |
ライフ・バイオ・メディカル | 青山 慧 | 医学系研究科 | 免疫系制御における時空間特異的タンパク質分解の役割 |
佐藤 佳亮 | 農学研究科 | オキシトシン受容体の脳領域毎の機能の解明 | |
菅野 祐哉 | 生命科学研究科 | 哺乳類体細胞分裂期における染色体動態を制御する 新規シグナル伝達経路の解析 |
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林 文 | 生命科学研究科 | 哺乳類細胞の対称分裂における紡錘体位置決定機構の解析 | |
江川 遼 | 生命科学研究科 | 海馬苔状線維終末におけるPKC依存的開口放出調節機構の研究 -アルツハイマー型記銘障害に対する融合的アプローチ- |
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西原 大輔 | 生命科学研究科 | 数理モデルを用いた網膜色素上皮形成メカニズムの理論解析 | |
大津 賢治 | 医工学研究科 | 医用超音波技術に関する研究 | |
情報工学・社会 | 佐藤 綱規 | 工学研究科 | PV出力最大化を目的とした配電系統トポロジーの決定法 |
小原 健 | 情報科学研究科 | 顕微鏡下における高速かつロバストなオートフォーカスの実現 | |
草野 一彦 | 情報科学研究科 | 文字列中の繰り返し構造の解析 | |
杉本 直哉 | 情報科学研究科 | 代謝型神経伝達物質が行動決定に及ぼす影響に関する研究 | |
言語・人間・社会システム | 大井 慈郎 | 文学研究科 | 国際比較における自動車生産方式変容のダイナミクス -フレキシビリティの「柔軟性」と「非柔軟性」- |
坪田 光平 | 教育学研究科 | 教育におけるエスニシティと社会階層の形成に関する研究 -ニューカマーの子どもへの人類学的アプローチとネットワーク分析の応用- |
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鈴木 悠 | 法学研究科 | 欧州人権条約制度の今日的意義と課題 -欧州人権裁判所判例を手がかりとして- |
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金 アラン | 国際文化研究科 | 日本語の対者敬語と韓国語の相対待遇法の対照研究 -社会学的分析と外国語教育への応用を中心に- |
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佐藤 愛 | 情報科学研究科 | 虚偽検出の精度向上に関する研究 | |
先端基礎科学 | 安齋 千隼 | 理学研究科 | QCDにおけるループ積分の簡単化 |
手島 芳朗 | 理学研究科 | 弦理論の双対性とその幾何学的意味 | |
内潟 那美 | 理学研究科 | AdS時空における回転しているブラックホールの準固有振動 | |
川口 亮平 | 理学研究科 | 開口型火道におけるマグマ上昇過程に関する研究 |