平成21年度に、共通科目・指定授業科目を履修した博士課程前期2年の課程(修士)の1年生は約140人いました。そして、そのうち50人の学生が修士研究教育院生にチャレンジしました。各研究科による審査で研究科長推薦となった学生42人に対して、さらに書類審査、ヒアリング等を通じて厳正に選考を行った結果、29人を修士研究教育院生に採用しました。今後の活躍を期待し、氏名、所属、研究テーマ等を紹介します。なお、定員は50人ですので振るってチャレンジして下さい。
研究領域基盤名 | 名前 | 研究科 | 研究課題 |
---|---|---|---|
生体・エネルギー・物質材料 | 吉野 修平 | 工学研究科 | マイクロ・ナノ構造体への酵素固定化とバイオ燃料電池への応用 |
塩貝 純一 | 工学研究科 | 希薄磁性半導体GaMnAsを用いたスピントロニクスデバイスに関する研究 | |
鈴木 杏奈 | 環境科学研究科 | 持続可能なエネルギー・物質循環のための地殻システム構築に向けたCollabo-cle研究推進 | |
ライフ・バイオ・メディカル | 河田 恵子 | 医学系研究科 | 顎顔面領域の骨発生におけるp51/p63遺伝子の機能解析 |
酒寄 信幸 | 医学系研究科 | 神経幹細胞および神経前駆細胞におけるアラキドン酸とドコサヘキサエン酸の効果の解析 | |
小渕 航 | 薬学研究科 | プロテオミクスと薬物動態学と臨床情報の融合による抗癌剤耐制機構の解明および新規癌化学療法の開発 | |
中永 景太 | 薬学研究科 | 生体内におけるオートタキシンの血管形成メカニズムの解析 | |
安藤 康史 | 薬学研究科 | 細胞膜脂質ドメインによるP2Y₂受容体を介した細胞遊走制御メカニズムの解明 | |
安西 眸 | 工学研究科 | 脳動脈瘤ステントの設計に関する研究 | |
小林 穂高 | 生命科学研究科 | メンブレントラフィックを切り口とした神経突起伸長制御メカニズムの解明 | |
関 亮平 | 生命科学研究科 | 医学から進化を解く、発生学の新展開:四肢形態形成を例にして | |
情報工学 ・社会 |
海隅 亜矢 | 工学研究科 | 小型部品のハンドリングに関する研究 |
言語・人間・社会システム | 小杉 亮子 | 文学研究科 | 大学改革と学生の社会参加の変容-産学連携の両義性に着目して- |
安田 理人 | 文学研究科 | 東北地方における障害者の自立生活運動の生成と展開 | |
吉良 洋輔 | 文学研究科 | 公共財の自発的ガバナンス・メカニズムの社会的ジレンマ概念による数理的・実証的解明 | |
石田 賢示 | 教育学研究科 | 若年層の就職・転職に対する社会ネットワーク効果の研究-政策的介入によるネットワーク形成可能性の解明- | |
平泉 拓 | 教育学研究科 | 在宅介護における支援システムの構築に関する基礎研究 | |
先端基礎科学 | 山本 宏子 | 理学研究科 | 偏微分方程式論の研究 |
齋藤 智之 | 理学研究科 | ILC実験における新物理探索と崩壊点検出器の開発 | |
佐々 周平 | 理学研究科 | 超弦理論における時空の幾何学と対称性の研究 | |
福島 啓 | 理学研究科 | 素粒子標準模型を超える物理の宇宙進化への影響 | |
吉野 達郎 | 理学研究科 | マクロパラメータ同定法におけるスピン流制御技術の開発 | |
青木 翔平 | 理学研究科 | 高分散分光観測による微量組成成分を軸とした火星大気研究 | |
今村 貴子 | 理学研究科 | 水溶液界面の分子科学と不均質大気化学への展開 | |
荒木 優希 | 理学研究科 | 原子分解能その場観察によるアラゴナイト形成メカニズムの解明 | |
遠藤 孝義 | 理学研究科 | X線CTによる浮遊性有孔虫の内部構造と三次元形態計測 | |
河野 直樹 | 工学研究科 | 有機無機ペロブスカイト型化合物の有機無機層間共鳴効果の誘発による新たな光機能性材料の開発 | |
最首 花恵 | 環境科学研究科 | 地殻流体からの鉱物析出によるき裂閉塞挙動の解明 | |
小松 博幸 | 環境科学研究科 | 新規水素貯蔵媒体開発に向けた水素混合ハイドレートの同位体効果および形成メカニズムの多角的解明 |