1.生命現象は数学で書き下せるか? −新しい生命コンセプトを目指して−(医歯工学融合領域基盤)
2月開催予定 移動する社会についての融合研究(言語・人間社会システム領域基盤)
詳細はホームページ http://www.iiare.tohoku.ac.jp/をご覧ください。
詳細は、下記のサイトをご覧ください。
第一回CREST-SBM国際研究会「ランダムメディア」専用サイト(英語)
http://www.officepolaris.co.jp/randommedia/index.html
CREST「離散幾何学から提案する新物質創成と物性発現の解明」サイト
http://www.mathmate.tohoku.ac.jp/
(2009年9月1日~11日 於:リヨン)
東北大学および東北大学の教員が主管する以下5つの「教育研究拠点・プログラム」は、本年9月1日~11日の間、フランスの2大学Ecole Centrale de Lyon(以下ECL)およびInstitut des Sciences Appliquees de Lyon (以下INSA-Lyon) と共同で、「東北大学-リヨンサマースクール:Tohoku University – Lyon Summer School」をフランス・リヨンにて開校いたしました。
① GCOE
「流動ダイナミクス知の融合教育研究世界拠点」
② GCOE
「材料インテグレーション国際教育研究拠点」
③ GCOE
「脳神経科学を社会へ還流する教育研究拠点」
④ JSPS先端研究拠点事業
「血流・血管・材料における界面流動ダイナミクスの先進医工国際研究コンソーシアム形成」
⑤ 教育GP
「機械工学フロンティア創成プログラム」
このサマースクールには、上記の拠点・プログラムから、20名の東北大学大学院博士課程前・後期学生と10名の教職員が参加しました。また、フランス側(ECL、INSA-Lyon)からも同様に、学生(30名)および教員(10名)が参加しました。期間中、ECL 、INSA-Lyon および東北大学の教授からの学術講義や、フランス語とフランス文化に関する講義の受講の他に、自分及び所属研究室の研究内容紹介と質疑応答を参加者全員と共に行うなど、参加学生にとっては、ハードなスケジュールでしたが貴重な経験をしましたので、この2週間を過ごした後の学生各人の成長が楽しみです。
※この記事は、写真だけを前号に掲載し記事そのものは未掲載でした。関係者各位にお詫びいたします。
東北大学脳科学グローバルCOEは、東北大学包括的脳科学研究・教育推進センターによる「東北大学包括的脳科学研究・教育推進センター設立記念シンポジウム」を共催します。本シンポジウムでは多くの日本を代表する脳神経科学研究者をお迎えし、多数の講演を行います。第一線で活躍されている脳神経科学研究者からのお話を聞く絶好の機会となります。是非ご参加ください。
ホームページ:http://ja.sendaibrain.org/
内陸地震発生過程・島弧地殻変形過程について、2008年に発生した岩手・宮城内陸地震およびその周辺域に関する約地震1年後の成果を踏まえ、国内外の関連領域との比較検討を行います。議論を通じて、地学・地物の相互理解・連携を深め、今後の研究への指針を得ることで、GCOEでの教育研究活動の展開に生かします。
ホームページ:http://www.gcoe.es.tohoku.ac.jp/symposium/
この国際会議は、地球物質科学分野における研究交流や新しい研究領域の開発・発展、および地球の革新的な解明に繋がる新たな発見を目指して、世界の5つの主要研究機関(Geophysical Laboratory [USA], Ecole Normale Superireure de Lyon [France], Sobolev institute [Russia], Academia Sinica [Taiwan], Tohoku University [Japan])が共同して開催するものです。国内外合わせて約60名(このうち海外から約20名の研究者が参加予定)の研究者が一堂に会し、上記の目的のもとにエキサイティングな研究発表、活発な議論や意見交換が行われる予定です。会議のテーマとしては、地球ダイナミクス、地球内部の炭素をはじめとする揮発性物質循環、地球形成、生命の起源といったテーマで、地球物質科学分野の幅広い研究領域をカバーしています。具体的なセッションとしては下記のものを予定しています。
◎ Origin of Earth and Life
◎ Deep carbon cycle and Geochemical cycle in the Earth and subduction zone
◎ Constitution and Dynamics of the Earth
◎ Mineral Physics and Material Science
この会議における活発な研究交流・議論を通して、地球の描像解明に向けた多くの新しい知見がもたらされ、更には若手研究者・大学院生についても海外研究者との研究交流が深まることを期待しています。
ホームページ:http://www.gcoe.es.tohoku.ac.jp/symposium/
近年、生物多様性喪失に対する経済的手法の1つとして、開発に伴う生息地破壊を代償するための仕組みである「生物多様性オフセット」が注目され、海外ではすでに40カ国で制度化されています。一方、「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」のホスト国となる日本では、環境アセスメント制度やその他の野生生物種保全制度において、失われたハビタット(生息地)に対する代償が義務づけられていないため、自然の消失が続いているといわれています。
今回のシンポジウムはCOP10に向けて、日本においてはなかなか討議される場の少ない「生物多様性オフセット」の現状認識と課題について、日本の実情を鑑みると同時に、海外の第一人者による法制化にいたる事例紹介や企業の関わり等のお話を頂きます。後半のパネルディスカッションは産学、NGOのそれぞれの立場より、今後、生物多様性オフセットが生態系管理や環境保全対策に有効か、制度設計のあるべき姿を探ります。奮ってご参加ください。
問い合わせ先 | 東北大学「生態適応グローバルCOE」 Tel:022-795-3637 |
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入場 無料 (要、事前登録 http://gema.biology.tohoku.ac.jp)
言語:日本語・英語(同時通訳付き)
GCOEプログラム「物質階層を紡ぐ科学フロンティアの新展開」の第二回国際シンポジウムが2010年2月18日から19日まで2日間、東北大学 理学部青葉山キャンパスにて開催されます。
問い合わせ先 | 小薗 英雄(東北大学) kozono@math.tohoku.ac.jp |
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プログラム・講演者などの詳細はGCOE国際シンポジウム専用サイトでご確認ください。
http://www.scienceweb.tohoku.ac.jp/special/gcoeis2010/
調和写像論と可積分系理論は、いずれも変分問題から導出される微分方程式とその解法に原点があり、ループ群作用や、その分解を用いる可積分系理論の手法は1980年頃から幾何学の世界に大きな進展をもたらしています。
他方、量子コホモロジー理論は、平坦接続を用いて記述することが、調和写像方程式の解から与えられる平坦接続に類似しています。
これらの類似性にも関わらず、その共通部分については殆ど研究がされていません。双方の分野にはそれぞれ多くの技術や結果が蓄積されており、これらを融合させることで、お互いの分野に新しい発展をもたらすことが期待されます。
今回の春の学校は、調和写像論の基礎から始め、量子コホモロジー理論への体系的な理論の展開を最終目標として企画しています。(宮岡礼子)
問い合わせ先 | 小谷 元子(東北大学) spring.school@math.tohoku.ac.jp |
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プログラム・講演者などの詳細はGCOE春の学校専用サイトでご確認ください。
http://www.scienceweb.tohoku.ac.jp/special/springschool2010/
多元物質科学研究所が行っている附置研究所間連携事業「新産業創造物質基盤技術研究センター(MSTeC)」の2009年度成果報告会を行います。公開の成果報告会です。
ご興味のある方は是非ご参加ください。
問い合わせ先 | 東北大学多元物質科学研究所 田中 俊一郎研究室 Tel: 022-217-5749 E-Mail:sitanaka@tagen.tohoku.ac.jp |
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未曾有の「金融危機」により、経済のグローバル化は一時的に休止状態にありますが、国際化の流れが避けられないことは確かです。日本の大学が国際競争力を高めるためには、留学生に高度な水準の教育を施すとともに、国際的に活躍できる日本人学生を育成することが急務です。
このためには、「世界標準語」と化している英語を使用し、英語で講じられる授業のみで学位の取得が可能なコースの設置が不可欠となります。東北大学が採択された「グローバル30(Future Global Leadership at Tohoku University)」の一環として、経済学研究科は博士前期課程と後期課程に英語コース(International Program in Economics and Management)を設置して、2010年10月からの開講を目指すことになりました。欧米に見られる標準的な経済学と経営学の知識をフレームワークとしつつも、さまざまな国の経済事情やビジネスにも対応できるフレキシブルな枠組みを導入していることが、本コースの特色です。(参考までに募集ポスターを掲載します)
さらに、派遣留学の面でも改革が進んでいます。交流協定校への長期留学に加えて、経済学部生用に特別に企画された短期留学プログラムを、カリフォルニア大学デービス校および同リバーサイド校と共同で開発し、2010年2~3月に学生を派遣することを決めました。これは、語学研修、経済学の学習、企業見学、ホームスティなどを総合的に組み合わせたインテンシィブ・コースで、危機管理の面でも万全の備えを用意しています。留学を渇望している、多くの学生諸君の参加を期待しています。
環境科学研究科は、キャンパス内にエコハウスを建設しており、平成22年3月に竣工予定です。このエコハウスは、家庭で利用されていなかった微弱なエネルギーを回収・発電し、これらの低電力発電エネルギーをリチウムイオン電池に蓄電する技術やシステムを導入するもので、例えば、トンボの羽を利用してわずかなそよ風で風車を回し、エネルギーを回収したり、エアロバイクで発電したりなど、家の中でエネルギーをつくる新しいライフスタイルを提案する他に類のないエコハウスです。
この取り組みの一部が、平成21年12月19日~23日までの5日間勾当台公園にて「エコ発電が未来をかえる夢プロジェクト みんなで灯そうエコページェント!」(田路教授監修)で紹介されました。ソーラーパネルや自転車を利用して蓄電したエネルギーでイルミネーションを点灯させるなど、東北大学の最先端の研究成果を紹介し、県民と共に、自然エネルギーを利用した新しい環境技術のシステムを体験することができました。
東北大学や企業から生み出されるサイエンスと市民の環境配慮行動や低炭素社会に向けたアイディアが融合し、新しいライフスタイルが次々と提案されるエコハウスを目指しています。