- ◆ マルチスケールな融合研究─ナノから地球まで─(先端基礎科学領域基盤)
- ◆ ナノ分子・細胞・新たな結びつき(ライフ・バイオ・メディカル領域基盤)
- ◆ Fusion research for advancing the frontiers in Organism, Energy and Materials. (生体・エネルギー・物質材料基盤)
- ◆ 次世代情報エレクトロニクスシステムのための高性能コンピューティングシステム(情報工学・社会領域基盤)
- ◆ 医歯工学融合領域基盤における融合研究の芽(I)「バイオ先端医療を数学で解く!」(医歯工学癒合領域基盤)
- ◆ 移動する社会についての融合研究(言語・人間社会システム領域基盤)
(詳細はホームページをご覧下さい。)
生態適応グローバルCOEプログラム「環境激変への生態系適応に向けた教育研究」
生態適応GCOEでは、東北大学川渡(かわたび)野外実験フィールドセンターに「生態適応」実証実験を行うための人工湿地実験施設を設置し、9月より本格稼働を開始しました。これは世界各国で開発された様々な人工湿地による水質浄化技術を一同に集めた人工湿地実験施設で、毎日2トン弱発生する30頭の乳牛の汚水を受け入れ、世界でも例のない実用スケールでの浄化処理の実証実験を行っています。
湿地における水質浄化機能を人工的に強化した人工湿地は、低エネルギー、省メンテナンス、低コストかつ自然な景観と環境を提供するユニークな排水処理施設として欧米では急速に普及していますが、わが国では数例だけという状況です。汚水を流入させるのに必要な最低限のエネルギーがあれば、好気処理・嫌気処理・汚泥減容化処理のすべてを賄うシステムを人工湿地だけで構築できるため、太陽光発電や風力発電等の併設により、エネルギー自立型の汚水処理が可能となります。地球温暖化緩和のためにあらゆる分野において低炭素化技術の導入が必要とされており、本実験施設で実施する4年間の実証実験は、地方における次世代の小規模分散型排水処理施設としての人工湿地の有用性をアピールするものとなります。このように無エネルギーで高度な水質浄化が行える人工湿地は、電力供給が十分でない山岳地域や開発途上国の環境問題解決にも貢献が期待されています。
お知らせ
東北大学GCOE「物質階層を紡ぐ科学フロンティアの新展開」で開催するシンポジウムと講義をお知らせいたします。尚、詳細につきましては「物質階層を紡ぐ科学フロンティの新展開」ホームページ http://www.scienceweb.tohoku.ac.jp/ をご覧ください。
- 【 GCOE講義 】(修士・博士いずれも2単位)
- ■ 担 当:高木 泉 教授
- ■ 講義名称:修士 「応用数理総論」
博士 「応用数理特殊講義DII」
- 10月2日(金)より於 : 合同研究棟801
- 10:30~12:00 │ 自由境界問題入門
- 【 GCOEシンポジウム 】
「未踏の光源、X線自由電子レーザー」― 光源の物理と切り開くサイエンスフロンティア ―
- ■ 対 象:理学部学部学生、関連研究室の方々
- 10月23日(金)於:東北大学理学部 物理B棟318号室
- 15:00~18:30
- 【 オムニバス形式集中講義 】(a,bあわせて1単位)
- ■ 担当責任:高木 泉 教授
- ■ 講義名称:修士 「物質階層融合科学特別講義 BII」
博士 「物質階層融合科学特殊講義 BII」
- [a] 10月13日(火)~14日(水)於:数理科学記念館(川井ホール)
- 15:00~17:00 │ 自由境界問題入門
- ■ 担 当:上田 好寛 GCOE助教
- [b] 10月15日(木)~16日(金)於:数理科学記念館(川井ホール)
- 15:00~17:00 │ (物理学者のための)シンプレクティック幾何入門
- ■ 担 当:野原 雄一 GCOE助教
「流動ダイナミクス知の融合教育研究世界拠点」
(2009年11月4~6日 於:ホテルメトロポリタン仙台)
グローバルCOEプログラム「流動ダイナミクス知の融合教育研究世界拠点」が主催して、第6回流動ダイナミクスに関する国際会議を本年11月4~6日に、ホテルメトロポリタン仙台で開催します。
この国際学会は、21世紀COEの時から連続して毎年仙台で開催し、規模と内容は年々充実してきており、今年は更に多くの参加者を見込んでおります。なお、将来的には、流動ダイナミクス分野における代表的な国際学会として育てて行こうと考えています。 (昨年度は国内・外17カ国より346名、内 外国人108名の参加がありました。)
3件の基調講演を皮切りに、Hybrid Rocket, Supersonic Technology, Energy and Environment, Functionality Design, Smart Fluids等のセッションでの流動ダイナミクスの先端分野における論文発表と討論や、精華大学合同Workshop, 日韓学生Symposium,学生Session、Liaison Office Session, Alumni Session等のOrganized Sessionでの論文発表・討論・情報交換が、非常に活発に行われる予定です。 特に、学生Session (Students /Young Birds Seminar on Multi-scale Flow Dynamics) は、大学院生(博士課程後期)が企画・運営の全てに責任を持って執り行うユニークな国際学会であり、毎年国内外から多数の若手研究者・大学院生が参加して活発な議論を行い、更に交流を深めることが期待されます。
当GCOEホームページをご覧ください。
医学系グローバルCOEプログラム
◆ 第1回 Network Medicine グローバルCOE 国際シンポジウムの開催
医学系研究科が中心として組織しているグローバルCOE 「Network Medicine 創生拠点」は、疾患横断型・異分野融合型の教育・研究を推進します。そのための国際交流を進めるため、海外からも多数の研究者を招いて第1回国際シンポジウムを開催します。
開催のテーマは、以下の3つが柱になっています。
1. Molecuiar Network 2. Inter-cellular Network 3. Organ Network
概要については下の通りですが、詳細が決まり次第本GCOEのホームページに掲載しますので、ご覧下さい。
- ■ タイトル:Challeng to Medical innovation
- ■ 日 時:2009年12月7日(月)〜8日(火)
- ■ 会 場:艮陵会館
- ■ 講演者:Tamas Horvath(イェール大学 教授)
Antonio Uccelli(ジェノバ大学 教授)
脳科学グローバルCOEプログラム
◆ 第4回 脳カフェ 杜の都で脳を語る
東北大学グローバルCOE「脳神経科学を社会へ還流する教育研究拠点」は、脳神経科学に関する市民との交流の場として、『第4回脳カフェ 杜の都で脳を語る』を開催致します(東北大学サイエンスカフェと共同開催)。今回は本グローバルCOEから、福土審氏が講演を行います。福土氏は脳科学の観点からストレスの病態を研究しており、ストレスの影響を受けて発症した関連疾患の克服を目指しています。講演は市民と脳科学について語り合う、またとない機会になるはずです。
- ■ タイトル:第4回 脳カフェ 杜の都で脳を語る
- ■ 日 時:2009年12月26日(土)14:00~17:00(13:00開場)
- ■ 出 演:福土審(東北大学大学院医学系研究科 教授)
- ■ 主 催:東北大学脳科学グローバルCOE
- ■ ホームページ http://ja.sendaibrain.org/
医学系研究科
東北大学大学院医学系研究科では、12月に大学院説明会を東京にて開催します。東京会場での初の説明会開催を記念し、3名の先生方による基調講演が決定致しました。
- ■ 日 時:平成21年12月12日(土)13:00~(受付開始12:30より)
- ■ 会 場:東北大学東京分室(千代田区丸の内1丁目7番12号サピアタワー10階)
- ■ 講演1演題:「癌を知り、癌を制する」
野田 哲生(財団法人癌研究会癌研究所 所長)
- ■ 講演2演題:「国際化する感染症と大学の役割」
押谷 仁(東北大学医学系研究科医科学専攻微生物学分野 教授)
- ■ 講演3演題:「看護技術のエビデンスを求めて」
丸山 良子(東北大学医学系研究科保健学科専攻看護アセスメント学分野 教授)
▲押谷 仁 教授
▲野田 哲生 所長
▲丸山 良子 教授
国際文化研究科
◆(2nd Asian Automotive Environmental Forum)開催
- ■ 開催日程:11月13日(金)(一般公開10:00〜18:00)、
11月14日(土)
- ■ 開催場所:東北大学百周年記念会館 川内萩ホール
- ■ 開催要旨: 自動車産業は、世界各国における製造業の旗手であり、環境問題にも積極的に取り組んでいます。自動車産業を「動脈」とすれば、「静脈」に相当する自動車リサイクル関連産業もまた、環境問題への取り組みを強化しています。
例えば、日本や韓国で廃車になった車両は、鉄や銅製品の原材料としてリサイクルされ資源として有効に活用されています。また中古車の一部は途上国等に輸出されモータリゼーションをもたらし、人々の生活の利便性を向上しています。今後は、それらの国々とリサイクル技術等の協力や資源活用のネットワークの構築を通して環境に優しい資源の有効活用を進めていきたいと考えます。
第二回アジア自動車環境フォーラムでは、アジア各国から、自動車を作る人、使う人、リサイクルする人が集い、「明日の地球環境」について意見を交換し、実践可能な環境問題の解決方法を模索します。専門家のほか、市民のみなさんの参加も歓迎します。
- ■ 主 催:東北大学大学院国際文化研究科
- ■ 後 援(予定):
経済産業省、環境省、宮城県、仙台市、日本自動車工業会、日本自動車リサイクル部品販売団体協議会、河北新報社、日刊自動車新聞社、有限責任中間法人日本 ELVリサイクル機構、特定非営利活動法人全日本自動車リサイクル事業連合、日本マクロエンジニアリング学会循環型社会研究会
- ■ 協 賛(予定):
東北大学生協、特定非営利活動法人全日本自動車リサイクル事業連合、Green Point Club
- ■ 事務局:第二回 アジア自動車環境フォーラム準備委員会
URL http://www.asian-aef.net/
東北大学大学院国際文化研究科 国際環境システム論講座
TEL/FAX 022(795)7618
E-mail: aaef-mail1@asian-aef.net