大学院共通科目受講のススメ

研究科の壁を越えて、誰でも自由に受講できます!

本学の大学院生なら誰でも大学院共通科目や指定授業科目を受講できます。
大学院共通科目は後期で4科目も開講されます。

1 融合領域研究合同講義 2 確立モデル論 3 異分野クロスセッションⅡ 4 科学の最前線Ⅱ

「融合領域研究合同講義」

本講義はノーベル賞受賞者の田中耕一客員教授の示唆により、田中先生を筆頭に井上総長、21世紀およびグローバルCOE拠点リーダーの先生方によって連続講義として展開される講義です。
 学際的・異分野融合的研究領域の進展にともないこの分野の優れた若手研究者を養成するために、学際的・異分野融合的研究の国際的トップリーダー達に、問題意識、ブレークスルー、先端的研究事例、研究経緯、体験等を語ってもらい、学際的、横串的な視野の重要性を理解してもらうことをねらいとしています。

数学-確率モデル論

本学の全ての大学院修了者がきらりと光る高い数学的素養を身につけ、それを一つのブランドにまで向上させ、学風にまで高めることができれば素晴らしいことでしょう。
 そのために応用数理科学部門のような横断科学的な共通基盤科目を軸に諸科学との出会いの場をつくり、総合大学として多岐にわたる学問の融合を積極的に展開していくことがねらいです。本機構が展開する大学院カリキュラムの高度化・改革及び融合領域研究の推進へ向け、本学の「応用数学連携フォーラム」との強力な連携によりながらこの数学の分野の共通科目が実現しました。

「異分野クロスセッションⅡ」

ディスティングイッシュト・プロフェッサー による連続講義

●異分野融合の合同講義の経験から

本学のトップリーダーたちによる「融合領域研究合同講義」の経験の上に、新しい試みとしてディスティングイッシュトプロフェッサー30人による「異分野クロスセッション」講義が今年度より開設されました。

●30の異分野とクロスセッション

本講義ではⅠとⅡを合わせると、ディスティングイッシュトプロフェッサーによる奥行きの深い30の異なる専門の、きわめて広範囲な異分野の話題を連続的に聴くことが出来ます。受講生はおそらく一生受講するチャンスのない異分野の講義にはじまり、自分の研究分野に近接する分野までそれぞれ最先端の講義を、連続で受講することが可能になります。
 「ディスティングイッシュトプロフェッサーは教育、研究、社会貢献などの分野で先導的な役割を担う教授で、各分野におけるトップレベルの卓越した専門知識に基づき極めて高い業績を挙げ、本学で育まれた「Challenge(挑戦)」、「Creation(創造)」、「Innovation(革新)」という3つのキーワードを基軸とした研究マインドを備えた人物です。」(「東北大学ディスティングイッシュトプロフェッサー2008」より)

「科学の最前線Ⅱ」(英語)

留学生だけではなく日本人学生も受講できます。

Frontiers in Science

Content of the course:
This is a course introducing recent topics in various areas of science. Lectures are given by a total of 9 faculty members from all departments (Mathematics, Physics, Astronomy, Geophysics, Chemistry, and Earth Science) in the graduate school of science. Each faculty member discusses up-to-date topics in his specialty. The lecture is prepared for non-experts and thus this course is an outstanding opportunity to obtain familiarity with areas other than the students‘ specialty. The class meets every Wednesday, 4:20-5:50 pm and each faculty member discusses topics in his specialty in the week according to the schedule listed below. Talks are aimed at non-experts and so this course is an outstanding opportunity to gain familiarity with areas other than the students’ specialty.

「修士研究教育院生」
志願者のみなさんへ

  • 年6月、本機構が支援する「博士研究教育院生D2」(33人)及び「修士研究教育院生M2」(30人)の皆さんに対してアンケートを実施しました。アンケートは「研究教育院生」の申請書類や選抜の仕方、その後の各種支援について率直な意見を聞き、今後の運営に役立てようとの主旨で行われました。全員から種々な意見(建設的な意見や不満、改善の要望などたくさんの有意義で真摯な意見)を寄せて貰いました。ご協力ありがとうございました。

  • 構では、このアンケート調査を受けて、国際高等研究教育機構運営審議会運営専門委員会にワーキンググループ(座長秋永雄一教育学研究科教授)を作り、アンケート調査の内容を分析し、今後の課題や直ちに改善すべき項目等を明らかにしてきました。寄せられた意見を活かし、運営に反映させていくこととしています。(アンケート調査に対する機構の対応については研究教育院生に直接メール等で詳細を通知します。)

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「修士研究教育院生」
志願者のみなさんへ

  • 「修士研究教育院生」として支援を受けることが出来るのは2年次生からです。
  • 博士課程前期課程(修士課程含む)1年次学生で、本院の「修士研究教育院生」に申請を希望する方は、「本院指定授業科目」を6単位以上修得していなければなりません。
  • 申請には、各研究科教務係へ申請書、申請者エッセイ、指導教員推薦書を添えて毎年3月上旬(詳細は後日発表)までに提出してもらいます。

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