横田 翔さんがBest Presentation Award for Young Researcher を受賞しました。
修士研究教育院生の横田 翔さんが、去る10月28日(水)~10月30日(金)にオンラインにおいて開催された
The 17th International Conference on Flow DynamicsにてBest Presentation Award for Young Researcherを受賞しました。
この賞は、優れた発表を行った若手研究者を顕彰するため、35歳以下かつOral Presentationを行った応募者の中から、特に優れた発表を行った研究者に対し授与されるものです。
横田さんは、「Investigation on Near-wake Structure of Magnetically Levitated Freestream-aligned Circular Cylinder with Fineness Ratio 0.5 – 2.0 in 0.3-m MSBS」の演題で、磁力支持天秤装置 (Magnetic suspension and balance system, MSBS)と粒子画像流速測定法 (Particle image velocimtry, PIV)を組み合わせた非接触による理想的な流れ場計測を行い、気流と平行な円柱近傍において、せん断層の不安定性により形成される渦の発達段階を明らかにし,また空気力変動が圧力変動に起因するという知見を発表しました。本研究は鈍頭物体周り流れの知見拡大に寄与します。
横田さんは、受賞に関して「前回に続き本賞を受賞できたことを大変嬉しく感じるとともに、行っている研究について自信がつきました。
今後も融合領域研究に励み、流体力学・工学分野において成果を還元できるよう邁進していきます。」と話しています。