実務的な知的財産法に係る指定授業科目を開設します。

今年度、研究教育院の指定授業科目に法学研究科の2つの新設科目が開設されます。
研究者にとって、共通して身につけておくべき知財マネジメントに関する知識・技能を得ることができ、
担当教員より以下のとおり受講のご案内がありましたのでお知らせいたします。

＜担当教員からのご案内＞
　以下の2科目は、知的財産法の知識がない者が、企業や大学で必要となる、実務的な知財の知識について学修する機会を設ける趣旨で、
　今年度、法学研究科に新設されました。
　理系の研究科からも無理なくご参加いただけるように、授業はオンラインで実施します。
　なお、受講生には、企業見学等、実際の知財管理の現場を知る機会も設ける予定です（新型コロナの状況によってはオンラインで実施します）。
　知的財産について学ひたいという方は、受講をご検討いただければ幸いです。

●「知的財産法実務演習I」前期　月曜3限（13:00-14:30）　2単位
本演習では、技術者・研究者や法務・知財担当が共通して身につけておくべき知財マネジメントに関する知識・技能のうち、
法制度の概観を中心に、事業の各段階における留意点、知財戦略などを実践的に学びます。知的財産管理技能検定3級
および2級の一部のレベルに対応します。

●「知的財産法実務演習II」後期　月曜3限（13:00-14:30）2単位
本演習では、技術者・研究者や法務・知財担当が共通して身につけておくべき知財マネジメントに関する知識・技能のうち、
法制度、特許・商標検索の基礎、発明届出・特許出願書類に関する諸問題などを実践的に学びます。知的財産管理技能
検定2級のレベルに対応します。
　 
　　担当教員　法学研究科　戸次　一夫
　　kazuo.bekki.d7@tohoku.ac.jp