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東北大学クロスオーバーTohoku UniversityDIARE東北大学学位プログラム推進機構学際高等研究教育院/学際科学フロンティア研究所東北大学クロスオーバーCONTENTSNo.45■ 学際高等研究教育院生の選抜を終えて ―――――■ 研究教育院生の選抜について ――――――――― 令和2年度 修士研究教育院生の選考結果 ――― 令和2年度 博士研究教育院生の選考結果 ――― 令和2年度 修士・博士研究教育院生の推薦 ―― 及び審査状況p.01pp.02-03p.02p.02p.03■ 研究教育院生の研究内容紹介 ――――――――――― pp.04-08Jul. 2020 No.45Division for InterdisciplinaryAdvanced Research and Education/Frontier Research Institute forInterdisciplinary Sciences今年度採用の修士院生・博士院生各20 名が決定し、例年の伝達式は開催できませんでしたが、選抜の手続が無事終了しました。学際高等研究教育院は、東北大学学位プログラム推進機構の一翼を担っています。機構の学位プログラムの数は年々増加してきていますが、研究教育院の院生の定員は従来30名であったところ今年度は減少となり、また院生に対する研究費の配分も停止となったのは、厳しい財政状況とはいえ残念です。今回の選抜も新型コロナウィルスによる制約のため、例年通りに実施することはできませんでした。2 月の説明会には集まっていただくことができましたが、その後状況が悪化し、方法を検討する必要が出てきました。面接は対面で行えないことが予想されたので、面接対象者の数を絞り込むこととし、書類審査の評価が高い応募者については、面接を免除して採用内定としました。面接はzoom を用いて行い、十分な時間を確保することとしました。自宅からのネット接続は、審査のために十分な回線品質が保証できないことを危惧しましたが、幸いにも面接期間の前に行動指針レベルが3(さらに期間中に2)に引き下げられ、面接には研究教育院に来ていただくことにしました(在県外の1 名を除く)。審査委員の方は大部分がzoom によるネット接続で行いました。応募者のzoom の使用状況はさまざまで、人によってはあまり慣れていなく、中には使ったことがないという方もいましたが、その場にいることが功を奏し、比較的順調に面接を実施することができました。関係する方々にはお礼を申し上げます。昨年度までは先端基礎科学領域基盤の審査に関わっておりましたが、今回全6 領域の面接発表を聞かせていただきました。(自分の勉強不足はさておき)専門から遠い分野の発表はやはり一般に聞きにくく、業界用語(特に頭文字をつなげたアルファベットの略号)は専門外の委員には伝わりません。院生の方々は今後も発表の機会が多々あるかと思いますが、話す相手がどのような人たちかを意識していただけるとよいと思います。また、ご自分の専門分野の話に終始した発表もありましたが、学際高等研究教育院の設置の理念を意識することも重要です。さまざまな競争的資金に応募する場合も、それぞれの趣旨に沿った計画を練るよう留意していただけると採択の可能性が高くなるでしょう。オンライン時代のヒアリング審査学際高等研究教育院生の選抜を終えて学際高等研究教育院長 日笠 健一01