ブックタイトルクロスオーバーNo.41

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概要

クロスオーバーNo.41

東北大学クロスオーバーJul. 2019 No.41Tohoku UniversityDIARE東北大学学位プログラム推進機構学際高等研究教育院/学際科学フロンティア研究所Division for InterdisciplinaryAdvanced Research and Education/Frontier Research Institute forInterdisciplinary Sciences東北大学クロスオーバーCONTENTSNo.41■ 学際高等研究教育院生の選抜を終えて ―――――■ 研究教育院生の選抜について ―――――――――令和元年度 修士研究教育院生の選考結果 ――――令和元年度 博士研究教育院生の選考結果――――令和元年度 修士・博士研究教育院生の推薦 ―――及び審査状況p.01p.02-03p.02p.02p.03p.04-06p.07p.08p.08■ 研究教育院生の研究内容紹介―――――――――――■ 研究教育院生の活躍 ―――――――――――――――■ 伝達式の様子 ――――――――――――――――――■ Information ――――――――――――――――――本年度は、修士・博士教育院生に応募された方々で、書類審査をパスした総勢75 名のヒアリング審査会に出席し、審査員の一人として採点もしました。今年の印象を述べます。①発表時間を守れない方が、随分おられました。発表時間は10 分で、特に時間管理はしておりませんでしたが、時間を守れない方は、自分でまとめ切れていないという悪い印象を与えます。いろいろな場面で発表する機会が多くなると思いますが、極端な審査会では、時間がくるとその時点で発表終了になることもあります。最悪、大事なまとめの説明ができなくなります。あと、スライドの枚数と含まれる情報が多すぎる印象を持ちました。②聞いてくれる審査員に、わかりやすい説明を心がけましたか? 発表の内容は、発表者が一番わかっているはずで、審査員の多くは専門が異なります。このような審査員にもわかりやすい発表を意識しましょう。特に、注意すべきは略号ですね。これは、この審査会に限ったことではなく、将来とも重要です。③研究の、世界的な位置づけがしっかりできていない方が多く見受けられました。研究の世界では、この点は極めて重要なポイントです。④質問に答える時は、質問された方の目をみて、できる限り質問に沿った答えを直球で返しましょう。論点に沿わない答えは、理解度が疑われます。質問の意味がわからなかった時は、「このような質問でしょうか?」と聞き直しても構いません。⑤楽しそうに、生き生きとした発表は、印象が良くなります。また、思惑通りの結果が得られなかった場合の対策も含められると完璧ですね。⑥最後に、学際性・融合領域研究の捉え方です。一人一人、学際性の意味合いは異なっていると思いますが、従来にない新しい視点を持つことの重要性をうったえて頂きたいというのが、私の本音です。以上、本年度のヒアリング審査の印象でした。お作法、参考にして下さい。ヒアリング審査のお作法学際高等研究教育院生の選抜を終えて学際高等研究教育院長 山谷 知行01