ブックタイトルクロスオーバーNo.29

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概要

クロスオーバーNo.29

DI ARETohoku University東北大学学位プログラム推進機構学際高等研究教育院/学際科学フロンティア研究所29Apr. 2016 No.東北大学クロスオーバーDivision for InterdisciplinaryAdvanced Research and Education/Frontier Research Institute forInterdisciplinary Sciences学際高等研究教育院長あいさつ『世界のてっぺん』学際高等研究教育院長山谷知行本教育院は、昨年度までの「国際高等研究教育院」から、「学際高等研究教育院」へと名称を変更しました。正式には、国立大学法人東北大学学位プログラム推進機構学際高等研究教育院となります。長い名前ですね。30文字もあります。「国際」は既に大学では常識ですので、実情にあわせた名称変更です。本研究院では、1将来のアカデミアを担う人材の育成と、2融合領域研究の推進による新しい研究分野の開拓を目指す大学院の皆さまを、経済的・学術的・精神的に支援することを目標としています。経済的には日本学術振興会特別研究員以上、学術的には融合領域研究を推進している学際科学フロンティア研究所の若手教員との交流を通して、精神的にはネットワーク形成や教育院スタッフやシニアメンターとの面談等を介して、強力に支援しております。リスクもある融合研究ですが、インパクトのある研究成果を期待しております。現在の学術研究は、細分化が進んでいて、それぞれの専門は非常に深化が進んでいますが幅は狭くなっています。例えば、隣の研究室の研究者と、同じ言語で話すことが難しくなりつつあります。「木を見て森を見ず」ということわざがありますが、「木を見る」ことだけに力を注ぎすぎ、そこで終わっているサイエンスが多く見受けられます。見ている「木」が、王道を歩める木であればまだいいのですが、枝葉末節を詳細に研究していると思われる場合も見受けられます。時々「森」全体が見えるところまで引いて、本来の大きな目的は何なのか、確認しながら進むことが大切です。幅広い視野を開拓する学術研究の推進は、次期の科学技術基本計画の中でも重要な点として謳われています。融合領域研究を意識して、幅広い視野の開拓を目指して下さい。その上で、世界のてっぺんに登り、てっぺんから見下ろして下さい。そのすばらしさを、教えて下さい。東北大学クロスオーバーNo.29CONTENTS■学際高等研究教育院長あいさつ――――――――■学際科学フロンティア研究所長あいさつ――――■平成27年度博士研究教育院生(D3)研究成果発表会・全体交流会――――――――■研究教育院生の研究紹介―――――――――――■融合研究のコラボレーション―――――――――全領域合同研究交流会(平成27年度)p.01p.02p.02p.03-05p.06■コラム「創造的なアイディアの源泉(5)」―――――――学際高等研究教育院シニアメンター井原聰■平成27年度修了博士研究教育院生(D3)進路――――■学際科学フロンティア研究所新採用教授・助教紹介――■Information―――――――――――――――――――p.07p.08p.08p.0801