修士研究院生の丸岡奈津美さんが、去る11月22日（木）～26日（月）に、国立成功大学（台湾台南市）において開催されたThe 6th Taiwan-Japan Ecology Workshop （第6回日台生態学ワークショップ）にてポスター賞（Excellent Poster Presentation Award）を受賞しました。

この発表では、北米からの侵入種であるものの、日本でもっとも広範囲に分布するD. pulex (和名：ミジンコ) の種内競争関係および、日本では現在稀少種であるD. mitsukuriとの種間競争関係を検証した。その結果、種内競争関係の優劣は必ずしも分布域の広さを反映していないこと、一方で、稀少種であるD. mitsukuriは確かに種間競争に劣位であることなどを報告し、その発表と内容の将来性が高く評価されたものです。

タイトル：Inter- and intra-specific competitions and distribution ranges of two lowland Daphnia 　species: an experimental test

今後の更なるご活躍を祈念致します。
おめでとうございます。