設置の趣旨

学際高等研究教育院の特徴

 本院は異分野を融合した新しい研究分野で、卓越した知識と創造的な「総合知」の素養をもつ世界トップレベルの若手研究者を養成し、欧米の大学院と競える質の高い大学院教育を実現するために、全学的な教育研究支援の活動を行います。

 本院は学際科学フロンティア研究所と連携し、教育と研究をコインの裏表のような一体のものとしてとらえ、研究所で開催される各種セミナー、研究会、フォーラム、シンポに研究教育院生が積極的に関わり、異分野接触を実践的に展開して行きます。

 本院は、既存のディシプリンにとらわれない自由な発想や異分野との自由な交流の実現、複眼的視野で多角的にみる見方や創造的な「総合知」の醸成のために独自のカリキュラムを各研究科や卓越した研究者の協力を得て開発し、大学院教育の一環として提供するとともに、異分野融合領域で活躍を希望する優れた学生を選抜し、経済的支援及び研究支援を行います。

 優れた学生の資格要件として、博士課程前期2年の課程(修士)の1年次生の間に、本院が指定する授業科目を、研究科や専攻の壁を越えて6単位以上修得することと、それぞれの専攻で抜群の成績を修めてもらうことを要求します。さらに、博士課程後期3年の課程等(博士)では修士の時代に成績優秀でかつ質の高い研究活動を経験していることに加えて、博士課程後期3年の課程で行おうとする、独創的で質の高い研究計画書の提出を要求します。そうした努力と引き替えに学生に対しては経済的支援としての奨学金、さらには、国際インターンシップ費用、学会活動費、研究費等の研究支援を必要に応じて実施します。

学際高等研究教育院の理念

 研究教育院は、異分野の融合により新しい研究分野を創出した経験を持つ第一線の研究者にその経緯を赤裸々に語ってもらい、既成の学問の枠組みを超える醍醐味を学生に追体験する環境を提供します。そして、そのことを通して、学生が広い視野や横断的思考に触れ、かつ異分野接触を果たすことで、新たな知を創造する可能性に寄り添うことができるようにします。学問に王道がない以上、一人でも多くの優れた研究者の講義に触れて、学生が自ら進む道を模索して欲しいと願います。

新融合分野の世界的トップ・ランナー養成図

学際高等研究教育院の目的

 本院は、各研究科等との連携・協力を通じて、学術領域の融合による新融合分野の研究成果を基盤に、カリキュラム等教育に関する研究開発、企画及び支援を行います。そして新たな総合的知を創造し、かつ、国際的に通用する若手研究者の養成を推進します。そのために優れた学生を選抜し、経済的支援や研究環境支援を行います。

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